固定/ $この街は萌える蜃気楼?
朝に機関誌のためのレビューを1本書いた。
昨日は3本?うち1本は一昨日か?いつ睡眠を挟んだかよく覚えていない。
小説の方の寄稿は間に合うのだろうか…大変危ぶまれる。
当然、興味が湧かないジャンルのものもある。でもいざ読んでみると意外に惹かれるものもあったり。
今回は「落語ミステリ」が実は興味深い…土壌?戦場?…なんじゃないかと思った。
自分の理解が正しいのかはわからないが、どうやら古典落語の有名な演目は数え切れない数ではないらしい。ファンは一通り把握しているようだ。
落語ミステリではノルマのように演目が引用される。作中の謎と演目をいかに絡めるかに技巧が凝らされているっぽい。つまり有限の演目をいかに引っ張ってくるのか、競作!n題噺×推理小説!みたいな場なのかなと。
やっぱり、レギュレーションが課されている創作の場は傍から見ていて楽しい。本格ミステリ自体がそうであるし…
あと掘り出し物もあった。 2012年のミステリーズ!新人賞佳作「○の一途な追いかけかた」(中村みしん)である。
作者は20歳で最年少受賞。しかしその後作品は短編ですら一作も出していない。Twitterは13年から停止…。
本作はアンソロジーにも収録されず、電子化すらされていない。掲載された号はどこを探しても入手不可能。国会図書館にでも行かなければ読むのは難しい。筆者は幸運にも伝手を頼ることができ…本当にありがたい。
内容は素晴らしい青春ミステリだった。詳しくは機関誌で……機関誌の原稿やる前にここでレビューするわけには。
高校図書館が舞台で、個人の貸出記録を部外者に暴露するシーン、選考委員が法月綸太郎なのでめちゃくちゃスリリングだった。
根拠のない信頼関係で成り立っている異世界ですからね「高校」は…
じっさい本作で悪意は描かれなくて居心地が良かった。
午後にメロブ、古本市、図書館。課題図書を仕入れたので、寝る前にレビューを完成させたい。
(古本屋、講談社ノベルスって需要に反して見かけないですよね。バカ売れしてるはずのS&Mシリーズとかほとんど見ないような?)
メロブでは推し作家の過去作を買った……そろそろ在庫も切れそうなので急いで集めたいと思っている。
さほどコレクター気質だという自覚はないが、残さない物は残らない、という事実が人並みに怖い。
自分が手元に置くことで、少しでも散逸?絶滅?を先延ばしにできるならと、少しでも固定できるならと、そんな強迫がある。
直後の古本市で買った、『同人サイトカタログ』(1999)を眺めていて胸が締め付けられた。紙媒体のリンク集みたいな感じで、巧拙入り交じるイラストサイトが(味のある紹介文とともに)ズラリと並んでいる本。
別にキリ番だの画像背景だのといった文化は、まあ思い出を共有できると嬉しいよね、程度でとくに何とも思わないんですが、
こんなふうに自分の…お城を?…作っていた人たちも、いつか全員、データごと消えてしまうんだと思ってしまうと本当に辛くて、
普段リンク切れのGeoCitiesやニコニコのブロマガに当たるたびに謎の焦燥感に襲われたりしていて、
とくに自分に諸々…色んなものを刻みつけてくれた、鮮烈だったはずのコンテンツたちが滲んで消えていくのが本当に辛くて…
今日は一つ一つ順番にアクセスしてみようかな、リンク切れしていたらさすがに危険かな
とか思いながらぺらぺら捲っていたんですが
最序盤に🐙壺屋さん……!
注目度★★★じゃないんだよ 上手すぎだよ絵
この頃は大人しい作風だったのだろうか。
凄惨な事件の前日に降り立つも歴史の改変がどうしても叶わないタイムトラベラーの心境。
知人の紹介で『ふぃぎゅ@メイト』をちまちま進めている(驚いたことに、DLSiteで買えました)。
曲だけは知っていた。SLGは滅多にやらないけどこれ面白いですね。フィギュア売買のパートが楽しい。その間にある本編の大部分は正直退屈…ADVベースだから仕方ないけど…
ただ、主人公のフィギュア観がちょっと不思議で興味深い。フィギュアはキャラクターそのものではない、フィギュアはフィギュアであるというスタンス。キャラに見立てて話しかけたりはしないし、改造やパーツ取りすら行う。他の言動からも、あまり2次元キャラの実体化願望みたいなのものは読み取れない気がする。ドライって言うんでしょうかね……?
そしてそのフィギュアに異世界の魔法少女が憑依してますます拗れる。(ただし魔法少女といっても魔法が遍在する世界の住人なので、どちらかといえば魔女っ子?)
そのもう一つの世界もなんだか現実っぽくないというか、作り物っぽいというか、生活感が薄くて…
これは意図した描写かはまだ分かりません。
今のところハセガワさんの印象滅茶苦茶悪いんだけど挽回できそうですかね オタサー先輩ズのダメダメさも自分自身の"罪"に反響してめちゃめちゃしんどいし…… ハセガワさんのうざさと先輩ズの痛々しさで手が止まる
炎道イフリナは可愛い ほんと可愛い
キンキンした高音が設定とマッチしていて良い
まあ一番可愛いのはメイドギャルちゃんですが
MOSAIC.WAVのライブ音源を聴いていたら、オタク達による野太い「か け て ♡」コールで耐え切れなかった。やめなさい